インタビュー

ご利用者と直接心を通わせる仕事だからこそ、
家族のように接し、最期までその人らしい生活を支援したい

2017年 中途入社
介護福祉士
倉田 紗衣(26歳)

さくらテラスでは「ふだんのくらしをしあわせに」をコンセプトに、ご利用者の自己実現を支援しております。その一環として、地域と交流を持つ機会となる就労支援などを実施。また職員にとっても働きやすい環境を構築することで、ご入居者も職員も生き生きとした介護を目指しています。

できることを、ずっとできるように。
「当たり前」をサポートするのも介護の仕事

介護の仕事というと、身の回りのお世話をするイメージが強いのですが、私たちは「できることをずっとできるように」ということを大切にしており、たとえばお茶碗を洗うだとか、ゴミを捨てたり掃除をしたりといった、普段の暮らしが継続できるように支援しています。

さくらテラスでは、地域共生社会の実現を目指し、就労支援にも取り組んでいます。やはり、人は「役割」が与えられる環境があるだけで、生き生きとしてくるんですね。「役に立てている」という実感から存在意義を感じることができるんです。
たとえば以前入所された方は、もともとお部屋にこもりがちだったのですが、就労支援をはじめてからは、お部屋の外に出てきて他の方とコミュニケーションを取ったり、塗り絵や歌を歌って楽しんだりと、とても前向きな生活を送られるようになり、ご家族の方もとても喜んでいらっしゃいました。

そして、ご利用者やご家族の方からは、何をしても「ありがとう」と声をかけてくださるのですが、ありがとうと言いたいのは、むしろ私の方で。プライベートで悲しいことやツラいことがあったとき、当然言葉には出さないのですが、やはりご利用者は人生の先輩だからか、なにかを感じ取ってくださって、「大丈夫?」と心配してくださったりもします。

私たちがご利用者のことを見ているように、ご利用者も私たち職員のことを見てくださっている。職員、ご利用者という関係だけでなく、ひとりの人間として接することができる環境があることに、この仕事のやりがいを感じています。

 

ご家族も知らなかったご本人の一面。
自分史を通じて、より満足いただける支援を

自分のことを知らない人よりも、知ってくれている人に支援されるほうが嬉しいのは当たり前。そこでご利用者を知るキッカケになればと思い、ご利用者の自分史づくりを行っています。

どこ出身なのか、ご家族の名前や飼われていた犬の名前などをまとめていったり、日常の会話の中で話してくださることを形にしていったのですが、自分史をつくったことで認知症の方からは「なんで私のこと知ってくれてるの? 嬉しい、安心できる」と言っていただけて。

やはり歳を取るにつれて記憶が曖昧になり、話せる言葉も少なくなってきてしまいます。しかし会話の中で出てきたキーワードを自分史に残しておくことで、また別の機会にそのキーワードで会話をはじめると、前回思い出せなかったことが思い出すことができ、いろいろなお話をしてくださったりするんですね。

退所の際に自分史をご本人もしくはご家族の方にプレゼントさせていただくのですが、自分史にはご家族も知らない一面が載っていたりして、「お母さんの知らなかったことを知れて嬉しい」とご家族にも喜んでいただけています。

そして、さくらテラスでは看取り介護も行っておりますので、やはり人生の最期を過ごす場所は特別な場所ですから、誇りを持って仕事をしています。自分史を通じて、よりご利用者に寄り添い、「こういうことが好きだからしてあげよう」など、少しでも安楽に逝っていただけるようなサポートを心がけております。

 

月10日の休みは心にも体にも優しい。
研修制度も整っていて、安心して働ける職場

さくらテラスで働き始めて思ったのは、前向きな職員が多いなということ。一緒に働いていて気持ちのいい方ばかりですし、また月10日の休日があるため、心にも体にも優しい働き方ができているなと感じています。

また研修制度が充実しているのも、良いところだなと。認知症介護基礎研修から認知症介護実務者研修、また看取り研修など、様々な研修が揃っており、自ら参加したいものに参加することもあれば、上司からおすすめされて参加するものなど、スキルアップのための環境が整っているんですね。
やはり現場だけでは学べないこともあるため、そういった研修制度が充実していることで介護職未経験の方や経験が浅い方でも、安心して働けると思います。

そして介護士といえど、ケアマネジャーなど様々な職種がありますが、私はこれからも現場で直接ご利用者と関わる仕事がしたいなと考えています。それは、ご利用者と直接心を通わせることができることにやりがいを感じるからです。
そのため、自分の家族にしてあげて喜ばれるようなことをご利用者にもしてあげたいなと思いますし、より喜んでもらうための技術として、これからも様々な知識を身に着け、スキルアップしていけたらなと思っています。